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38歳・未経験からエンジニアになれた人は何が違った?成功事例に学ぶ転職の進め方

38歳、未経験。エンジニアへの転職を考えたとき、多くの人が「さすがにこの年齢では遅いのでは」と足を止めます。確かに簡単な道ではなく、厳しい現実が待っているのも事実です。それでも、38歳・未経験から実際にエンジニアへ転職し、なかには収入を増やした人もいます。彼らに共通していたのは、年齢を嘆くのではなく、これまでの経験を武器に変え、現実的な行動を積み重ねたことでした。

この記事では、38歳・未経験からエンジニア転職を成功させた人たちの事例をもとに、何が成否を分けたのか、前職の経験をどう活かしたのか、学習と仕事をどう両立させたのか、応募活動のリアルまでをひも解いていきます。

机上の理想論ではなく、実際に道を切り開いた人の足跡から学んでいきましょう。読み終える頃には、漠然とした不安が具体的な行動計画へと変わっているはずです。

38歳・未経験でエンジニアになれるのか

まずは結論と、その背景にある現実から確認しましょう。

実際に成功した人がいる

38歳・未経験からのエンジニア転職は、現実に成功例があります。たとえば、食品メーカーや法人営業の出身者がプログラミングを学び、38歳でSIerなどに正社員として採用され、なかには収入が前職の1.5倍になったケースもあります。接客業やアパレル出身から内製エンジニアやWebエンジニアへ転身した例もあり、出発点の業界はさまざまです。「38歳・未経験」は無謀な挑戦に見えても、正しく準備すれば届く目標だと、これらの事例が示しています。

ただし厳しさも直視する

一方で、楽な道ではありません。ある成功者は、転職エージェント経由で約90社に応募して1社も通過せず、自分で求人サイトや直接応募を100社以上重ねた末に、ようやく2社の内定を得ています。年齢を理由に書類で落とされる場面は珍しくなく、相応の覚悟と行動量が求められます。甘い見通しではなく、この現実を踏まえたうえで挑むことが、最初の一歩につながります。

また、収入面でも覚悟が要ります。前職での年齢や役職に応じた給与があった人ほど、転職直後は下がる可能性があります。一方で、前述のように前職の経験が高く評価され、結果的に収入が増えた事例もあり、結果は準備とアピール次第で大きく変わります。年下が上司や先輩になることも一般的で、素直に教えを請える柔軟さが現場では求められます。

こうした現実をあらかじめ知っておくことで、入社後のギャップを減らし、長く働き続ける土台を作れます。後悔のない選択をするためにも、良い面と厳しい面の両方を見ておきましょう。

関連記事:エンジニア転職でスキル不足はむしろチャンス?未経験者が評価される理由とエージェント活用術

成功者に共通していたこと

38歳で道を切り開いた人たちの事例を見ると、いくつかの共通点が浮かび上がります。

前職の姿勢と経験が評価された

ある38歳の成功者は、内定の決め手を「エンジニアとしての技術力は基礎程度だったが、過去の仕事に対する姿勢を評価してもらえた」と振り返っています。特に法人営業の経験が高く評価されました。エンジニアにはコードを書く力だけでなく、打ち合わせや報告・連絡・相談といったコミュニケーション能力が必要であり、前職で培ったマネジメント経験が強みとして見られたのです。

38歳の転職では、技術力そのものより「これまでの仕事への向き合い方」が問われる場面が多くあります。裏を返せば、誠実に積み重ねてきたキャリアは、年齢に関係なく評価される資産だということです。

転職の軸を明確にしていた

成功者の多くは、「なぜ転職するのか」「何を実現したいのか」という軸を明確にしていました。たとえば「サービスを創る側に回りたい」「ワークライフバランスを良くしたい」といった具体的な動機です。

子育てと両立できる柔軟な働き方を求めてエンジニアを目指した人もいます。軸がはっきりしているほど、応募先選びにも面接での受け答えにも一貫性が生まれ、説得力を持って自分を語れます。

38歳での転職は、勢いだけで乗り切れるものではありません。「今の働き方を続けて後悔しないか」「家族の理解は得られるか」「収入が一時的に下がっても挑戦する価値があるか」といった問いに、自分なりの答えを持っておくことが、長い転職活動を支える軸として働きます。

実際、ある成功者は「やらないで後悔するより、やってダメなら諦められる」と考えて踏み出し、家族の応援を得て決断しています。動機が深いほど、書類で落ち続けても折れずに走り続けられます。

行動量で勝負した

厳しい通過率を、圧倒的な行動量でカバーした点も共通しています。手軽に応募できる求人には数を重ね、優先度の高い企業には経歴書をカスタマイズして丁寧に応募する。このメリハリのある応募戦略で、母数を確保しながら本命を狙い撃ちしていました。一社の不採用で落ち込むより、次へ動き続ける姿勢が結果につながっています。

この「数をこなしつつ本命に力を注ぐ」進め方は、38歳の転職では特に効いてきます。年齢で書類段階の通過率が下がる以上、若い世代より多くの母数が必要になるからです。

同時に、すべてに全力を注ぐと息切れするため、応募先を「数で押す枠」と「丁寧に作り込む枠」に分けて省力化する工夫が欠かせません。落ちた企業の不採用理由を引きずらず、淡々と次へ進む精神的なタフさも、成功者が共通して持っている資質です。

関連記事:エンジニア転職で評価される経験の種類とアピール方法、職務経歴書の書き方を徹底解説

前職タイプ別・狙い目の職種

38歳の転職では、前職の経験をどの職種に結びつけるかが重要です。代表的な前職と相性のよい職種を下表にまとめます。あくまで一例ですが、自分の経歴を当てはめて考える出発点として役立ちます。

前職のタイプ相性のよい職種活かせる強み
営業・接客受託開発・SIer、社内SE顧客折衝力、ヒアリング力、報連相のコミュニケーション
品質管理・検査テストエンジニア・QA丁寧さ、正確さ、品質を見る視点
管理職・マネジメントSIer、上流工程・進行管理チーム管理、スケジュール管理、調整力
事務・バックオフィス社内SE、ITサポート業務フローの理解、社内調整、文書作成

表のとおり、どんな前職にもエンジニアの現場で活きる要素があります。「自分には何もない」と思い込まず、これまでの仕事を細かく分解してみると、意外な強みが見つかるものです。

38歳が前職を「武器」に変える方法

成功事例が示すとおり、38歳の最大の強みは前職の経験です。これをどう活かすかが勝負を分けます。

経験と親和性のある領域を狙う

これまでの業界知識やスキルが活きる領域を選ぶと、未経験のハンデを補えます。営業経験者なら顧客とのやり取りが多い受託開発やSIer、品質管理の経験があればテスト・QAの領域、というように、前職と地続きの場所を狙うのが有効です。

実際に、評価業務やリーダー経験を持つ人がQAエンジニアとして活躍する事例もあります。ゼロから全く新しい自分になろうとするより、積み上げてきたものとの接点を探すほうが現実的です。

職務経歴書で「活かせる力」を翻訳する

大切なのは、前職の経験を「エンジニアの現場で役立つ力」へ翻訳して伝えることです。営業の折衝力は要件のヒアリングに、マネジメント経験はチーム開発の進行管理に、接客で培った傾聴力はユーザー視点の設計に活きます。単に「営業をしていました」で終わらせず、それがIT現場のどの場面で貢献できるかを職務経歴書や面接で具体的に語れるかどうかが、評価の分かれ目を決めます。

関連記事:エンジニア転職で後悔しないためのポイントとは?後悔する原因や転職活動の進め方を解説

学習と仕事・家庭の両立

38歳ともなると、現職や子育てと両立しながら学ぶ人が大半です。限られた時間で成果を出す工夫を見ていきます。

基礎を固めてから手を動かす

まずはITの基礎知識とプログラミングの基礎を学ぶことが出発点です。学ぶ言語は、目指す職種に合わせて一つに絞るのが効率的です。プログラミング言語はどれも書き方や考え方が似ている部分があり、一つを習得できれば他の言語も覚えやすくなるのも利点です。

ただし、基礎を学んだだけでは現場では通用しません。ある成功者は「基礎を身につけたつもりが、いざ自分でアプリを作ると何もできなかった」と語っています。インプットの後は、必ず自分の手で作る経験を積むことが欠かせません。

学習を始める前に、転職活動ではなくまず学習から着手するのが定石です。一定のスキルを身につけてから動くことで、応募できる求人の幅が大きく広がります。最初から完璧を目指す必要はなく、「少し面白そう」と思える言語や分野から触れてみるくらいの軽さで始めると、ぐっと継続しやすくなるはずです。38歳という年齢を意識しすぎて気負うより、毎日少しずつでも手を動かし続けることが、結局は最短ルートだといえます。

資格や成果物で見える化する

学習の到達度を客観的に示すために、資格取得やポートフォリオ制作を活用した人もいます。たとえばJavaの学習で段階的に資格を取得し、学びの進捗を形にしていった例があります。未経験者にとって、目に見える成果は実力と継続力の証明となり、書類選考での強いアピール材料として効きます。漫然と学ぶのではなく、節目ごとに成果を残していくと、モチベーションの維持にもつながります。

環境を整えて挫折を防ぐ

働きながらの学習は挫折しやすいため、環境づくりも重要です。独学での継続に不安があるなら、キャリア支援つきのプログラミングスクールを活用し、伴走者を得る選択もあります。家族の理解を得て学習時間を確保したり、思い切って退職し学習に集中したりと、自分に合った形で逃げ場をなくす工夫をした人もいます。大切なのは、続けられる仕組みを自分なりに整えることです。

あわせて、転職活動そのものを支えてくれる存在も心強いものです。IT・エンジニア領域に強い転職エージェントに相談すれば、38歳・未経験を受け入れる企業の実態や、経験が活きる求人を紹介してもらえます。求人サイトには出ない非公開求人に出会えることもあり、書類添削や面接対策の支援も受けられます。前述のとおり応募の通過率は決して高くないため、一人で抱え込まず、使える支援はすべて使うくらいの姿勢で臨むのが、限られた時間で結果を出すコツです。

38歳・未経験からエンジニアを目指すステップ

ここまでの事例から見えてきた流れを、行動計画として並べてみましょう。まず、なぜエンジニアを目指すのか、転職で何を実現したいのかという軸を固めます。次に、前職の経験を棚卸しし、どの領域なら強みが活きるかを見極めます。そのうえで、目指す職種に合った言語を一つ選んで基礎を学び、資格やポートフォリオで成果を形にします。準備が整ったら、メリハリをつけて数多く応募し、本命には丁寧に経歴書を作り込んで臨みます。

一人で進めるのが不安な場合は、スクールやエージェントといった支援の活用が有効です。客観的なアドバイスを受けることで、独学では気づきにくい弱点を補え、限られた時間を効率よく使えます。年齢への不安があっても、行動を止めなければ道は開けます。実際に38歳から成功した人がいるという事実が、何よりの証拠です。

38歳未経験からエンジニア転職を目指すならBuddy Dataへ相談

38歳でエンジニアへの転職を考えているものの、「未経験からでも採用されるのか」「今から挑戦しても遅くないのか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

38歳未経験からのエンジニア転職は決して簡単ではありませんが、これまでの職務経験や強みを活かせる職種を選ぶことで十分にチャンスがあります。実際に、営業や接客、事務、製造業など異業種からIT業界へ転職し、活躍している方も少なくありません。重要なのは、ITスキルの習得とあわせて、自身の経験をどのようにエンジニア業務へ活かせるかを明確に伝えることです。

Buddy Dataでは、38歳未経験からエンジニアを目指す方に向けて、学習方法のアドバイスからキャリア設計、求人紹介、書類添削、面接対策までを一貫してサポートしています。年齢を理由に諦めることなく、エンジニアとして新たなキャリアを築きたい方は、ぜひBuddy Dataへご相談ください。

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まとめ|38歳・未経験からエンジニアを目指すには

38歳・未経験からのエンジニア転職は、厳しいながらも実際に成功例のある挑戦です。成功した人に共通していたのは、前職の姿勢や経験を評価につなげたこと、転職の軸を明確にしていたこと、そして厳しい通過率を行動量で乗り越えたことでした。

鍵を握るのは、これまでの経験をエンジニアの現場で活きる力へ翻訳すること、経験と親和性のある領域を狙うこと、そして仕事や家庭と両立しながら学び続ける環境を整えることです。年齢は確かにハンデになり得ますが、それを上回る準備と行動があれば、道は開けます。

まずは自分の経験を棚卸しし、軸を定めて、今日から一歩を踏み出してみてください。同じ38歳から道を切り開いた先人がいるという事実が、あなたの背中を押してくれるはずです。

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